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(有)協立さんの工場見学




私たちが「自信」を持って提供させて頂いている「味の暦」シリーズ。
皆さんに「もっともっと」知って頂きたく「佃煮工場見学」を行いました。

第1弾は「でんぶ」です。

工場の朝は早く、工場見学当日私たちも早起きして現場入りしました。
でも、もうすでに作業は始まってました。




●生鱈そぼろ製造 
 最近ではほとんどの工場が行わなくなった、とても手間のかかる「生の鱈の身をつぶす作業」。
 しかし!(有)協立さんでは、頑固に守り続けています。
 これが「ふっくらしっとりでんぶ」の秘密ですね。
1. 生の鱈を専用の機械を使って丁寧にすり潰します。
 この手間のかかる作業を何度も行って、きめ細かい
 そぼろにしています。
 
 生鱈の身をすり潰しているこの赤い機械は、
 (有)協立創業以来頑張っている年代ものです。
 

2. すりつぶした生鱈そぼろをお釜で沸騰させます。

  お釜の下は直火。ものすごい炎です。
  夏は過酷な作業ですね。
 

 
3. お釜から揚げた生鱈そぼろから小骨や皮などの
  不純物を取り除きます。

  この作業は不純物が無くなるまで続きます。
  体力と根気がいる作業ですね。
  

4. 綺麗になった生鱈そぼろを秘密兵器を使ってふっくら仕上げます。
 
  出来立てほやほやを少し食べさせて頂きました。
  食感は「ふわふわ」でまるで綿菓子の様でしたが、味は、鱈!でした。
  (当たり前ですよね。)


●生炊きでんぶ製造
 「ふっくらしっとり生鱈そぼろ」と「秘密の調味料」をお釜に入れじっくり炊き上げます。
 炊き上げ方法、調味料は、秘密です。
  

1. 黄でんぶと桜でんぶでは使用している
  「お醤油」が違います。

  それぞれのでんぶの色が生える様に
  お醤油の色を選んでいるのです。
 
   (左:桜でんぶ/右:黄でんぶ)
2. 黄でんぶの美味しい飴色は、「お醤油と砂糖」が炊き上がる色です。
  色とともに香ばしいにおいもしてきました。
  においをお届けできないのが残念です。甘辛の食欲のそそる美味しいにおいです。 
3. 桜でんぶの「淡い桜色」は、くちなしなどの数種類の天然着色料を社長自ら調合しています。

4. 炊き上がるタイミングや調味料を
  入れるタイミングは、職人さんの腕に
  かかっています
  
  職人さんは、真剣に「お釜」を
  見つめていました。
 

5. 炊き上がったでんぶを冷まします。
  オリジナル「へら」を上手につかってでんぶを
  ほぐします。
  小骨などの取り除きもれがない様丁寧に
  チェックします。


6. 出来立て桜でんぶと黄でんぶを、袋詰めします。
 
  協立ねっと店の看板商品「味の暦」シリーズ、
  「生炊きでんぶ」の完成です。
  自信を持ってお客様のもとへお届けします。
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